令和7年7月5日(土)・6日(日)に開催された、第8回プラスワンカップ争奪少年野球大会 2025神戸スポーツ少年団4年生以下交流大会に、4年生以下の団員で出場させていただきました。
夏の甲子園をめざした高校野球三重県大会が開幕し、揥水野球少年団の先輩達が高校球児となって活躍する中、団員達も先輩達に負けじと優勝めざして戦いました。
☆大会1日目
初日は参加チームが3ブロックに分かれて総当たりで試合を行い、ブロック1位となったチームが翌日の決勝リーグに進出できます。
第1試合 栗葉少年野球部 0-7 勝利
初戦の相手は津市の栗葉少年野球部さん。栗葉さんの先攻で試合開始。
1回表、ヒットやフォアボールでランナーを背負いますが、無得点で抑えます。その裏の攻撃、1、2番が出塁して作ったチャンスに、3番バッターに長打が飛び出すなど、3点を先制します。その後も小刻みに追加点を奪い、投げても先発ピッチャーが要所を締めて得点を与えず、完封で初戦を勝つことができました。
第2試合 みどりスポーツ少年団 3-7 勝利
みどりスポーツ少年団さんの先攻で試合開始。
立ち上がり、揥水の先発ピッチャーが6球で三者凡退に抑えると、その裏、打線がつながって3点を先制。2回表に守備の乱れから2点を奪われるものの、その裏にすぐに3点を奪うなど、主導権を握ったまま試合が進んでいきます。揥水は継投でみどりスポーツ少年団さんの攻撃を抑え、3-7で勝利し、ブロック1位となって、翌日の決勝リーグ進出が決定しました。
☆大会2日目
前日の3つの予選リーグで1位となった3チームが総当たりで優勝をめざします。
今年の決勝リーグに残った3チームは、いずれも松阪支部のチーム。これから先のことも見据え、ぜひとも優勝を掴みたい大事なリーグ戦になりました。
第1試合 UNファイターズ 7-7 引き分け
揥水の先攻で試合開始。初回に1点を先制しますが、2回裏、UNさんに守備の乱れやホームランを浴びるなど猛攻を許し5点を奪われる苦しい展開になりました。このままズルズルといきそうな嫌な雰囲気でしたが、3回表の揥水の攻撃、4年生が出塁して作ったチャンスの場面で、3年生にタイムリーヒットが飛び出すなど3点を奪って食い下がります。しかし、3回裏にUNさんに1点を追加され、6-4と2点差をつけられて4回表の攻撃。制限時間の関係で最終回となりそうな中、1アウトランナーなしから、ヒットやフォアボールに相手チームのエラーも絡んで6-6の同点に追いつきます。さらに2アウトランナーなしの場面で、4番バッターがセンターへのホームランを放ち、土壇場で逆転に成功。このまま逃げ切りたいところでしたが、4回裏のUNさんの攻撃、ヒットで出塁した先頭バッターに、盗塁を重ねられ、ノーアウト3塁のピンチを迎えます。その後ピッチャーが踏ん張り、連続三振を奪ってツーアウト3塁。勝利まであと1人となりましたが、この場面でUNさんの打ったファーストへのゴロが大きく弾んでアウトを奪くことができずに同点に。さらにツーアウト2塁と一打サヨナラのピンチを迎えますが、最後のバッターをショートゴロに打ち取って試合終了。初戦は引き分けとなりました。
第2試合 松尾ブルーウィンズ 1-10 敗退
次の対戦相手は松尾ブルーウインズさん。松尾さんはUNさんに勝利しているため、この試合に松尾さんが勝利すると松尾さんが2勝となり優勝。揥水が勝利すると、1勝1分の成績で揥水が優勝。
勝ったチームが優勝となる大事な試合になりました。
揥水の先攻で試合開始。1回表の攻撃、先頭バッターがセンターへのヒットで出塁すると、相手守備の乱れもあり、1アウト3塁のチャンスを作り、内野ゴロの間に1点を先取します。このまま主導権を握りたいところでしたが、1回裏、すぐに松尾さんに同点に追いつかれ、緊迫した試合展開に。2回はお互い得点を奪えず、3回表の揥水の攻撃。1アウト3塁のチャンスを作ると、2番バッターの当たりはライトへの鋭い打球。この打球を松尾さんのライトにナイスプレイでキャッチされると、3塁ランナーはタッチアップすることができず、勝ち越すことができません。するとその裏の松尾さんの攻撃、ツーアウトランナーなしの場面から、エラーとフォアボールでピンチを招くと、次のバッターにレフトオーバーの2点タイムリーヒットを打たれて逆転。この回さらにフォアボールやヒットで2点を奪われ、点差が広がります。試合の流れが松尾さんに傾くと、その流れを止めることができず、4回裏にホームランなどで5点を奪われ、ここで時間制限となって試合終了。終わってみれば、大差をつけられて敗退となりました。
この結果、松尾さんが2勝で優勝となり、UNさんと揥水が1分1敗となりましたが、大会規定で同率の場合は失点が少ないチームが上位となるため、この規定に基づいて、揥水が準優勝となりました。
☆表彰式
準優勝の表彰
優秀選手の表彰
準優勝の記念写真
例年より早い梅雨明けとなり、2日間とも大変暑い日になりましたが、団員たちは元気いっぱいにプレーをして、準優勝の成績をいただくことができました。4年生の団員がBチームで出場する大会はこれでほぼ終了し、これから4年生と3年生以下の団員が一緒にプレーすることは少なくなりますが、それぞれのステップに向けて、思い出に残る大会となりました。今のBチームのメンバーでまた試合をするときまで、それぞれ練習に励み、お互いに成長した姿を見せることができるよう、頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、大変暑い中、早朝よりグラウンドの準備をしていただき、また子どものたちの健康管理にさまざまな配慮をしていただきました、大会主催者の皆様をはじめ、関係者の皆様、対戦チームの関係者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。