令和7年6月14日(土)15日(日)と、団員達が掲げた最大の目標に繋がる大会、「高円宮賜杯 第45回全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント 三重県予選大会 兼 第55回三重県学童軟式野球大会」通称「タカマド」の県予選がついに開催の日を迎え、両日とも参加させていただきました。
初日は天候の影響により開会式のみ執り行い、初戦は15日(日)に順延というスケジュールとなりましたが、選手たちは集中力を切らすことなく初戦に挑めたようでした。
一回戦 庄野シリウス 6-5 敗戦
いよいよタカマドの県大会。それぞれの支部から勝ち上がってきたチームとの、一発勝負のトーナメント戦です。初戦は鈴鹿支部王者、庄野シリウスさんとの戦いとなりました。
先攻の庄野さん。簡単に一死を奪ったものの、そこから単打、長打を繋がれ、いきなり1点を先制されてしまいます。しかしその後は抑え、豪打の庄野さんの攻撃を1点のみで凌ぎます。
その裏の揥水、相手守備陣のミスも重なりましたが、そこを突き、打者一巡の猛攻で一挙5得点。大方の予想を良い意味で裏切る展開となります。
しかしさすが鈴鹿支部王者の庄野さん。4点差をものともしない集中力、追い上げ力をみせ、直後の回で直ぐに1点差まで迫ってくるという、観ていて胃が痛くなるような緊迫した展開に。そして3回にはついに逆転を許してしまいます。
揥水も反撃と行きたいところですが、初回以降、打者一巡した打線は、2番手ピッチャーの緩急を使った巧みな投球術に翻弄され、ピシャリと抑えられてしまいます。
それでも4回、5回は0点に抑え、鍛えてきた守備力の片鱗を見せる選手たち。1点ビハインドのまま迎えた5回の時点で90分が経過しており、迎えた5回裏最終回の攻撃。4番から始まる好打順、そしてその後は代打攻勢をしかけ、一打同点、長打でサヨナラというビッグチャンスを作り出します。
両者の応援が最高潮に達したこの瞬間、最後の最後で競り勝ったのは庄野さんでした。
全国4強という高い高い目標に挑み続けた結果、それはこの大会では叶いませんでしたが、今度こそ達成できるよう、新に掲げた目標に向かってチャレンジしていきましょう!
最後になりますが、今大会の開催にあたりましてご尽力いただきました全ての関係者のみなさま、本当にありがとうございました。