令和7年3月22日(土)、23日(日)と「第7回松阪市長杯争奪学童軟式野球大会 兼

第45回高円宮賜杯学童軟式野球大会松阪支部予選」が開催され、両日ともに参加させていただきました。

 

【大会1日目】

一回戦 多気野球クラブ 1-4 勝利

 

ついに少年野球最高峰の大会、通称「タカマド」の予選が始まりました。

選手皆で掲げた「全国大会ベスト4」という、崇高な目標に向かって練習をし、レベルアップを重ねてきました。その成果を存分に発揮する時です。さぁ、「楽しんでいこうぜ!」

多気さんとの初戦。試合前練習からいい感じでチームの雰囲気も盛り上がり、高い集中力が伺えました。一方、やはり初戦ということもあり、緊張している選手も。これがタカマドですね。

初回、先攻の揥水は二死ながらランナーを三塁まで進めますが、後続が倒れ無得点となります。その裏、多気さんに上手いスクイズを決められ、ここ最近では珍しく先制点を許してしまいます。

2回も0点に抑えられてしまいましたが、ここでも二、三塁までランナーを進めることができていたので、リードは許しているものの、選手たちのテンションは高く、非常に良い状態に見えます。そしてついに3回、一気に4点を挙げ逆転に成功します。

リードを奪ったら本当に強いのが今の揥水。ここからは最終回まで危なげなく多気さんを抑え、見事初戦突破となりました。

 

準決勝 MKフェニックス 2-6 勝利

 

 初戦を逆転勝利で突破し勢いに乗る揥水野球少年団は、MKさんとの準決勝を迎えました。初戦から2時間以上の開きとなりましたが、選手たちは高いモチベーションを維持し続けているようでした。

 初回、MKさんの攻撃を、持ち前の守備力を発揮し難なく0点に抑えたその裏の攻撃。

守備からの勢いそのままに、一挙4点を奪い試合の流れを決定付けます。その後、一時は5点差まで広げたリードを3点差まで詰め寄られるシーンもありましたが、取られたら取り返す姿勢で4点差までまた広げます。

高い守備力を継続し、そのまま勝利。見事決勝進出と県大会出場を決めました。

 

【大会2日目】

決勝 松尾ブルーウィンズ 0-10(5回7点差以上コールド) 優勝!

 

 2日目は、1月のベルカップでも決勝で戦った、松尾さんとの決勝戦となりました。県大会出場は決めたものの、支部大会優勝(3連覇)という花を添えるべく、気合十分で試合に臨みました。

 松尾さんの先攻で始まった初回、1アウトから嫌なヒットを打たれてしまいますが、ここで揥水の「守備力」が火を噴きます。お手本のような内野ゴロダブルプレーを決め、一気に流れを引き寄せます。

その裏、幸先よく2点を先制し余裕の出た揥水守備陣に付け入るスキはありません。揥水は毎回得点を重ね、松尾さんの攻撃は毎回しっかりシャットアウト、といった理想的な展開を繰り返します。終わってみれば大差コールド。見事、松阪支部予選3連覇を飾りました。

 

選手全員で掲げた「全国大会ベスト4」という崇高な目標から見れば、まだまだ入口に立っただけではありますが、負けられない、結果だけが求められる一発勝負のトーナメントを、しっかりと勝ち切ることができたのは、本当に大きな財産となったのではないでしょうか。

最後になりますが、今大会の開催にあたりましてご尽力いただきました全ての関係者のみなさま、本当にありがとうございました。