令和7年2月8日(土)、9日(日)と 第8回243カップ少年野球大会 が熊野市で開催され、両日ともに参加させていただきました。

 

【大会1日目@熊野市立井戸小学校】

一回戦 スモールスポーツ少年団 3-4 勝利

当初の組み合わせでは、他チームとの対戦となる予定でしたが、参加辞退があったとのことで2週間前に急遽、出場予定ではなかったスモールスポーツ少年団さんが参加してくださることとなり、スモールさんとの初戦を迎えました。

強豪スモールさん相手に、初回はお互い3者凡退と静かな立ち上がり。2回表、スモールさんの攻撃ではランナーを背負うも、持ち前の守備力を発揮し得点を許しません。その裏の攻撃、強烈な一撃により待望の先制点を奪います。

一方守備ではその後も、ランナーを許すものの得点は与えず、また攻撃では3回と5回に追加点を奪い、点差を4点まで広げます。

しかし、さすが強豪スモールさん。最終回の攻撃で3ランホームランを放たれ、あっという間に1点差まで詰め寄られてしまいます。

しかしこの嫌な流れを、ここでもやはり守りの力で断ち切りました。1点差、薄氷の勝利でしたが大きな意味のある初戦突破となりました。

 

二回戦 熊野リトルタイガース 3-5 勝利

二回戦の相手は熊野リトルタイガースさん。

この試合では、初回から相手のスキを突く走塁が功を奏し、一挙4点を先制しました。

一方、若干のスキを突かれランナーを溜めてしまった3回に3点を返され、1点差まで追い上げられます。攻撃では初回の4点以降、追加点が奪えない嫌な展開でしたが、ついに5回、ここでも相手を誘い出す、素晴らしいアイデアが光る走塁によって1点を捥ぎ取ります。そのまま相手の反撃を0点に抑え見事に2連勝。

2日目の準決勝に駒を進めることができました。

 

【大会2日目@熊野市営球場】

準決勝  志摩グリーンファイブ 0-1 勝利

大会2日目、準決勝は「鵜方B.F.Cさんほか4チーム、計5チーム」で編成された合同チーム、志摩グリーンファイブさんとの試合です。各チームの主力選手が集まり、試合前練習でも非常に良い動きを見せていた対戦相手の各選手。一筋縄ではいかない、厳しい戦いが予想されました。

試合が始まるとお互いランナーは出すものの、両者一歩も譲らぬ守備力を発揮し0行進が続きます。均衡を破り先制点を挙げたのは、ここでもやはり揥水でした。貴重なこの1点を守り切り、ついに決勝進出です。

 

決勝戦  熊野MAX jr.ベースボールクラブ 1-3 優勝!

決勝戦の相手は、1月に優勝したベルカップにおいて、準決勝で対戦し勝利を収めた、熊野MAX jr.ベースボールクラブさんでした。

1回裏の攻撃で幸先よく1点を先制しましたが、その後は熊野さんの固い守備に阻まれ追加点が奪えません。

一方揥水も、細かなエラーでランナーを溜めてしまう場面はあったものの、それを引きずらず流れを渡さないという、決勝戦に相応しい緊迫した展開が続きます。膠着した試合展開でしたが、両者のレベルの高い攻防は、観ていて非常に小気味好いものでした。

そんな中、ついに5回裏に2点を奪い3点差まで引き離します。

しかし最終回、熊野さんが猛反撃。2死を奪うもそこから満塁まで持っていかれ、長打が出れば一打同点の大ピンチに。ここでまさかのエラーによる失点をしてしまいますが、直後の走塁のスキを見逃さずタッチアウト。

奇しくもベルカップと同じスコアで勝利し、見事2大会連続の優勝を果たしました。

 

今大会は全試合通して、相手に一度も先制点を許さず、また一度も逆転を許さないという非常にレベルの高い試合運びが印象的でした。

まだまだレベルアップしなければならない点はありますが、自分たちが掲げた高い目標を達成するために、まずは支部予選に向けて全力で取り組んでいきましょう!

 

最後になりますが、今大会の開催にあたりましてご尽力いただきました全ての関係者のみなさま、本当にありがとうございました。