令和5年5月27日(土)~28日(日)
『高円宮賜杯第43回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント三重県予選大会兼第53回三重県学童軟式野球大会』が四日市霞ケ浦球場他で開催されました。
県内各支部予選を勝ち抜いた16チームが出場し、全国大会の出場切符をかけて熱戦が繰り広げられました。
『小学生の甲子園』と呼称される最高峰の大会!
団員たちの今年の挑戦目標は【全国大会出場!!】
チーム目標の【積極的に元気よく、全力プレー】で
楽しんでいこうぜ!
⚾玉城スポーツ少年団(伊勢支部) 3 – 4 勝利
緊張する初戦。玉城さん先攻で始まりました。
3回までパーフェクトピッチングで、味方の援護を待ちます・・・が、相手投手の前に抑えられ、両チームとも無得点。
試合が動いたのは4回表。
先頭打者のヒットから送りバントで1死2塁とされ、エラーの間に1点を先制されてしまいます。
しかし、その裏、てい水も粘ります。
先頭打者のヒットと盗塁でスコアリングポジションにランナーを置き、相手投手にプレッシャーをかけ、パスボールの間に同点。その後も四球などで1死2塁から5番のライト前タイムリーヒットで逆転、更に1点を追加してこの回3点を奪います。
このまま逃げ切りを図りたいところですが、最終回玉城さんの反撃が・・。四球、ヒットで無死2.3塁のピンチを迎え、続く打者のセンター前ヒットで同点とされてしまいました。
最終回裏の攻撃。
簡単に2死となり、延長戦か?...と思われましたが、1番の左中間への2ベースヒットでベンチもスタンドも大盛り上がり!
申告敬遠などで2死満塁となり、4番が打席に入ります。
さぁ、舞台は整った! あとは打つだけ!
応援にも一層力が入り、盛り上がりは最高潮へ!
見事にその期待に応え、サヨナラタイムリーヒットで勝利しました。
⚾ 2回戦 ⚾
TOKIWA野球少年団(四日市支部) 6 – 7 タイブレークの末 勝利
1回戦を見事サヨナラで勝利し、ボルテージは最高潮!
この勢いのまま試合に望みます。TOKIWAさんとは、練習試合で11失点を喫した苦い思い出がありますが、何とか先制点をとって試合を有利に進めたいところ…。
てい水の先攻で始まりました。
初回にいきなり先頭打者が、ライトオーバーの3ベースヒットで出塁し、3番の左中間への2ベースヒットで先制点をとり、4回表も四球を足掛かりに2点を追加、更に最終回に2点を追加し、てい水ペースで試合を運びます。
投手も打たせて取る素晴らしいピッチングで5回1失点に抑え、迎えた最終回裏。
TOKIWAさんの怒涛の攻撃により4点を奪われ同点とされ、なおも2死満塁のピンチ。
1回戦に続き最終回での追い上げに、緊迫した空気が流れましたが、後続を抑え5対5で特別延長に入りました。
無死1,2塁から始まる延長戦。
てい水は1死2,3塁とし、スクイズなどで2点を追加し7対5とします。
その裏のTOKIWAさんの攻撃。
守備の乱れなどで1点を返され、なおも無死満塁のピンチ...緊張する中、子供たちは声を出し合い集中し、後続を抑えて7対6で勝利!!
見事、準決勝に駒を進めました。
⚾ 準決勝 ⚾
スモールスポーツ少年団(亀山支部) 3 – 4 勝利
2月の練習試合で大敗し、力の差を痛感したスモールさん。
そこから、子供たちは日々努力を重ね、この大舞台での対戦となりました。
自信を持って!仲間を信じて!笑顔でプレーしよう!
スモールさんの先攻で始まりました。
1回裏にノーヒットで1点を先制。続く2回裏には、4番のライト前タイムリーヒットなどで2点、5回裏にも7番のセンター前タイムリーヒットで1点を追加して試合を有利に進めます。
投手陣も強打のスモールさん打線を5回まで無失点に抑え、0対4で最終回を迎えました。
1死をとった後、緊張からか突如乱れ四球やエラーなどで満塁となり、連続ヒットで3点を返され1点差まで追い付かれます。昨日と同じ展開となり、2死1,2塁と1本出れば同点の場面。
両チームとも固唾をのむ中、最後の打者をサードゴロに打ち取り、見事2年ぶり3度目の決勝進出を決めました。
さあ、泣いても笑っても残り1試合!
自分たちの持てる力を存分に発揮し、頂点を目指そう!
⚾ 決勝 ⚾
庄野シリウス(鈴鹿支部) 4 – 5 優勝
7年ぶりの優勝へ王手のかかった決勝戦!
まずは友好チームさんからいただいたコレ!
みんなで験を担ぎます!
庄野さん先攻で始まった決勝戦。
「楽しんでいこうぜ!」
1回裏、2番のヒットからスクイズで先制点を奪い、3回裏に1,2番の連続ヒットで1点を追加、更に4回裏には、7番のタイムリーヒットなどで3点を追加し、0対5とします。
投手陣も強打の庄野打線を4回まで無得点に抑える素晴らしい投球。
しかし、5回表にヒットや連続四球などで2点を奪われます。・・が、後続をダブルプレーに仕留め、ピンチを切り抜けました。
2対5で迎えた最終回。
これを抑えれば神宮へ!・・・頭をよぎります。
胸が高鳴るラストイニング! 緊迫に包まれる球場!
やはり庄野さんも強い気持ちで反撃を開始。
庄野さんの強力打線が火をふき、2点を奪われ4対5と迫られます。
なおも2死2塁、1打出れば同点の場面。
最後は、ピッチャー渾身の投球でライトフライに打ち取り、見事2度目の✨優勝✨を飾りました!
この2日間、全て最後に追いあげられる試合展開でしたが、子どもたちは最後まで強い精神力でプレーすることが出来ました。
全国大会まであと2か月。
三重県代表の名に恥じないよう、日々精進し最高のパフォーマンスができるよう頑張ります!
引き続き、温かいご支援・ご声援をよろしくお願いします。
⚾ 閉会式 ⚾
最後になりましたが、大会の開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様、遠方まで駆けつけてくださったOBの皆様、そしていつも温かく見守って下さる地域の皆様、本当にありがとうございました。