令和5年1月15日(日)

 

県内の4大県大会の優勝、準優勝チームを中心に16チームが集結し今年度の『三重県No.1』の座をかけて戦う“M-1カップ”

 

今年は、悪天候で1日順延となりましたが、サプライズゲストとして元中日ドラゴンズの平田選手をお招きいただき四日市霞ケ浦第一球場で開会式が行われました。

平田選手から子供たちへ「周りの指導者や保護者の協力があって野球ができていること、道具を大切にすること」等を教えていただきました。

 

 

6年生は、てい水野球少年団として戦う最後の大会です!

 

チームテーマの『強く楽しく、チームプレー』で一球一打全力で悔いのないプレーをするぞ‼️

 

⚾1回戦⚾

スモールスポーツ少年団(亀山市) 5 - 6 タイブレークの末惜敗

 

スモールさんは、高円宮賜杯準優勝、学童軟式野球選手権ベスト4の強豪チームです。

 

試合は、てい水先攻で始まりました。

1回表、相手投手の素晴らしい立ち上がりで3者凡退に抑えられ、その裏、3番の3ベースヒット、4番のホームランで2点を先制されてしまいます。

てい水は3回表、四球で出たランナーを得点圏に進め、2番のセンター前タイムリーヒットで1点を返します。続く4回表、ヒットや四球で2アウト満塁とし、押し出しデッドボールで同点、更には、1番のタイムリー2ベースで2点を追加し2対4と逆転します。

しかし、その裏スモールさんもタイムリー2ベースで1点差に詰め寄ります。

 

そして、1点差のまま迎えた最終回裏。

先頭打者に2ベースヒットを許し、1アウト3塁で初回にホームランを打たれた4番バッターに回ってきました。1ボール1ストライクで迎えた3球目、ライトオーバーのタイムリー2ベースヒットを放たれ同点とされましたが、その後をしっかりと抑えてタイブレークに突入しました。

 

7回以降ノーアウト満塁で始まりました。

7回は0点、8回はそれぞれ1点で両チームとも譲らず、5対5で迎えた9回。

てい水はスモールさんの好守備に阻まれ無得点となり、その裏1点をとられサヨナラ負けとなりました。

 

残念ながら初戦突破をすることができませんでしたが、どちらのチームも『絶対勝つんだ!』という執念が垣間みえ、この大会に相応しい緊張感のある試合でした。

 

 

 

揥水野球少年団としてみんなで戦う最後の試合を終え、残すは来週22日の卒団式のみとなりました。

比較的遅がけの入団生が多い16期生。

Bチームにいたころは、自由で元気すぎる子供たちに「Aチームに上がって大丈夫??」という一抹の不安もありました。

 

本当に個性豊かで心優しい10名のメンバー。

 

思い返せば、厳しく辛い練習もありました…。日々の自主トレも地味で楽しいものではなかったよね!

でもその地道な積み重ねの先にある喜び・・・ヒット、ファインプレー、大会での勝利・・・。

この瞬間の喜びが忘れられず、また練習に励んできた子供たち。

その努力の甲斐あって、全国への切符を手にすることができました。

 

子どもたちは、わかっています。

自分たちが野球できるのは「指導者や地域の方々・OB・家族・・・周りの方々の協力があってこそ!」だということを・・・。本当に頼もしく成長してくれました。

 

てい水でのよい経験も辛い経験も全てプラスの力に変えて、次のステージでもがんばって下さい!

 

大会の開催にあたりご尽力いただきました関係者のみなさま、心に残る素敵な大会を開催していただきありがとうございました。